今年度のお酒造りが始まりました!
こんにちは!N-project日本酒部の久嶋です。 10月1日、この日本酒の日にN-projectのお酒造りが始まりました! この日は数馬酒造にて精米機の見学と精米体験をさせていただきました。... とてつもなく大きな精米機に胸が高鳴るのは日本酒好きのロマンでしょうか。
先日収穫した裏さんの酒米(五百万石)を精米機に投入し、精米歩合60%(玄米から40%削ります)のお米を取り出しました。 精米歩合60%まで削るのには1日弱精米し続ける必要があるんです! 学生としては、どれだけの酒米を精米しなければならないかを考えると電気代が心配になりますね… また、削られたお米は糠となり、機械から取り出されます。この糠はもちろん捨てるのではなく、石川県ブランドの能登豚のえさとなったり、お米を使った製品の原料になるのです!
そして、精米されたお米がでてきます。 まだ摩擦熱のとれない熱く、白色に輝くお米でした。 今年の五百万石は心白(お米の中心の乳白色の部分)の大きな良いお米らしく、お酒の品質アップも期待できますよ!
続いて、数馬酒造醸造責任者の方から日本酒のいろはを講義していただきました! N-project内でも、日本酒部を中心として醸造の知識アップを目的とした講義やテストを実施しておりましたが、現場の方から実際の造りを教えていただき、とても勉強になりました。 現代の技術進歩に驚くとともに、多くの選択肢から取捨選択していく数馬酒造の方々のすごさを思い知りました。
今後N-projectは11月前後から約1ヶ月間数馬酒造に赴き、ご指導をいただきながら酒造りに挑んでいきます! 去年度のChikuhaNからどう変化するかはお酒の神様のみ知るといったところですが、来年の新酒をお楽しみに!!